F1ハンガリーグランプリ2020は新型コロナウイルス対策により無観客にて開催

F1ハンガリーグランプリ2020(Formula 1 Aramco Magyar Nagydíj 2020)は、新型コロナウイルス(COVID-19)対策の一環として観客なしで開催されました。スポーツチャンネル、M4 Sportで生放送されました。
スポンサー企業の一つにサウジアラビアの国営エネルギーおよび化学薬品の巨大企業であるサウジアラムコが協賛しており、今後サウジアラビアでF1が開催されるかもしれません。
F1ハンガリー GP 2020とハンガリー政府のCOVID-19対策

2020年3月11日、ハンガリー政府は、新型コロナウイルスに関する非常事態を宣言し、2020年6月18日午前零時に解除されました。約3か月の非常事態宣言期間は、外出は食料品や日用品を買うときなどに制限され、街には人がほとんどいなくなり、ひっそりと静まり返っていました。
2020年5月3日にハンガリー政府は、コロナウイルス(COVID-19)対策の一環として、ハンガリー政府は、2020年8月15日までは500人以下の観客のみが開催できると決定しました。しかし、残念ながら、2020年7月19日のF1ハンガリーグランプリは、観客なしでイベントが開催されると決定がありました。
ソーシャルディスタンスやトラック内でのマスクの常時着用など、ウイルスの蔓延を防ぐために厳格な安全対策が講じられました。各チームは非常に厳格な規制に従っており、お互い極力接触を避けるために、敷地内に「コンテナアイランド」が形成され、約100個のコンテナが運ばれ並べられました。
フォーミュラ1とFIA 2人がCovid-19陽性と確認

F1ハンガリー GP 2020が開催される前の週に、F1とFIAは、2人がCovid-19に陽性反応を示したことを確認しました。陽性反応を示した2人はチームメンバーではなく、隔離もスムーズに行われ接触者のリンクも追跡できたためイベントへの影響はありませんでした。医学部を有する、ブダペストのハンガリー国立大学センメルヴァイス大学とFIAから委託された会社が実施したコロナウイルス検査総数は、5,246に上りました。