ハンガリーの首都ブダペスト(BUDAPEST)という名前の由来は?
ブダペスト(BUDAPEST)の由来
ハンガリーの首都ブダペスト(BUDAPEST)という名前は、ドナウ川によって南北に分けられたブダとペストという2つの名前を組み合わせたものです。
左岸(西岸)の丘陵地(20を超える丘がある)はブダ(Buda)と呼ばれ、平野の右岸(東岸)はペスト(Pest)と呼ばれています。
ハンガリー語読みでは、BUDAPESTを「ブダペシュト」と発音します。
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ブダとペストの雰囲気の違い
ブダ(BUDA)
ブダ側は、王宮やブダ城と住宅地が多く穏やかな雰囲気です。
ペスト(PEST)
ペスト側は、ブダペストの東部にあり、ほとんどが平坦な地域で、ブダペストの約3分の2を占めています。ビジネス地区や観光スポットがあるため、行きかう人も多くて活気があります。
「やっぱり一国の首都だなー」っと思わせる雰囲気とワクワク感を感じることができます。
ブダペスト訪問の際は、ドナウ川を渡ってブダとペストの雰囲気の違いを感じてみるのも面白いかもしれませんね。
ブダペストの小話
ブダペストには当初、10の地区があり、ハンガリーの中央を流れるドナウ川の西岸にブダ(Buda)とオーブダ(Óbuda:古いブダを意味します)に3地区、東岸のペスト(Pest)には7つの地区がありました。
ブダペストの3つの地区(ペスト、ブダ、オーブダ)は、1873年に統一され単一の都市になりました。
地区にはローマ数字によるシリアル番号(連番)が付けられていて、その伝統は今も変わっていません。また、郵便番号は4桁で、2桁目と3桁目が地区を表す数字になっています。