【海外旅行】現金はどう持って行く?ハンガリー在住の私が実践するお金を支払う方法

現金・クレジットカード

海外旅行に行くとき、

  • 現金はいくら用意したらいいんだろう?
  • 両替は日本で事前にするべき?現地の空港や銀行でするの?
  • クレジットカードで支払いしても安全かな?

こんなお悩みを解決する方法をご紹介します。

この記事を書いている私は、ハンガリーで5年以生活していますが、支払いのトラブルは今まで一度も起きていません。

とはいっても、私もはじめは海外でお金を支払うことが不安でした。スリとか詐欺に合わないか心配で必要以上に警戒して歩いていました。逆に怪しい人だったかもしれません…

こちらでは、そんな私が5年以上実践している安全でしかもお得なお金の使い方を紹介します。

なお、ハンガリーへの海外旅行だけでなく長期滞在(海外赴任や留学)をお考えの方も使える方法なので、少しでも参考になれるとうれしいです。

ハンガリー在住の私が実践する安全でお得なお金の使い方

クレジットカード払いがお得です

結論から言うと、クレジットカード払いを最優先しています。

現金払いは必要最低限持ち歩き、足りなくなった場合に調達する感じです。小切手(トラベラーズチェック)は使用したことがありません(すでに廃止されたようです)。

三井住友VISAカード

【海外旅行・留学】海外歴10年以上の私がおすすめするクレジットカード比較ランキングは、こちらの記事が参考になります。

クレジットカード おススメ

なぜクレジットカード払いを最優先するのか?

クレジットカード払いを最優先する理由は3つ、

  1. 強い日本円による為替差益
  2. 手数料が両替するよりも安い
  3. カードのセキュリティが向上し安全

という安全でお得なメリットがあるからです。

それでは、順番に解説していきます。

強い日本円による為替差益ってなに?

為替差益とは通貨の交換レートの差によって得られた利益です。

ニュースを見ていると中盤くらいに本日の為替レートは「1ドル110円、1ユーロ123円」「円高、ドル安です」など聞いたことはありませんか?為替差益はこれらの情報を基に計算されます。

例えば、

1ドル100円の時に100ドルの靴を買った場合、日本円に換算すると

100ドルx100円/1ドル=10,000円

ですが、

1ドル110円の時に100ドルの靴を買った場合、日本円に換算すると

100ドルx110円/1ドル=11,000円

となり、支払う総額に1000円の差額が出ました。円高(例の場合:1ドル110円→100円)になるとこの1000円分が為替レートの差によって得られた利益となります。

日本円は世界の通貨に対して強い通貨です。もちろん為替レートは常に変動していますが、特に円高の時期に海外旅行や、外国通貨での支払いをするとお得感があります

海外旅行でブランド品が安く買える理由がこの為替差益です。旅行の際に免税になるなら、通常VAT(消費税)27%が加算されないのでダブルでお得です。

カード払いの手数料は両替するよりも安い

両替は為替レートと高額な手数料が不利な場合が多い

現金が必要な時は日本円から現地通貨(フォリント)に両替する必要があります。

両替する場所は、

  • 事前に日本の銀行
  • 現地の空港や銀行
  • 市中の両替商

などが考えられますが、どれも不利な為替レートと高額な手数料を取られるため私は利用していません。銀行のレートは最も高いと考えてよいでしょう。市中の両替商は町の中心にいくつもありますが、好レートの両替商を見つけるために何件も見て回ったりと、その時間と労力を考えると効率的ではありません。

クレジットカードは両替するよりも手数料が安いですし、現金を大量に持ち歩いてスリにあったり、落としたりするリスクを回避することができます。

でも、観光スポットから外れたローカルな市場や、チップなどで少額の現金が必要な時もありますよね。

そんな時は、こちらの記事を参考にしてみてください。

hungarian forint

カードのセキュリティが向上し安全

リーダーにかざすだけで支払えます(ヨーロッパでは非接触支払いが主流です)

上の画像の三井住友VISAカードは、非接触支払いが可能なカードです。ヨーロッパでは、カードをリーダーにかざして支払う非接触支払いが主流です。暗証番号を入力する必要もありません。リーダーに通す必要がないのでスキミング(カード情報を抜き取る)される心配がありません。

ICチップが搭載されているクレジットカードは偽造が困難で、不正利用を防いでくれます。

私は、ICチップが搭載されている「三井住友VISAカード」と、「dカード(Master card)」の2種類をメインで使用しています。それぞれ利用金額を確認できる専用のアプリがあって便利です。

をスマホに入れて利用履歴をチェックしています。また、金額や適用された為替レートが簡単に確認できるので便利です。

お得なポイントサービスも魅力のひとつ

クレジットカードには使った金額によってポイントが付くサービスがあります。ポイントは各カード会社によって違いますが、三井住友VISAカードは200円利用で1ポイント付きます。1ポイント=1円相当です。

私は日本の実家でドコモ光(インターネットサービス)とドコモの携帯を使用しているのでdカードを使っています。たまったポイントで買い物を楽しんでいます。

リンク:dカードからdカードゴールドに変えたらポイントがザクザクたまりだした体験談

でも、海外でクレジットカードを使うのは危険じゃないの?

たしかに、日本に住んでいると現金を使う機会が多いと思います。キャッシュレス時代になってきているとはいっても、支払いは現金でという方が多いかもしれません。

その理由は、日本円は紙幣が高度な技術で刷られていてほぼ偽造が不可能だからです。お札自体の信用力が高く維持されてるからこそ、広く流通して使われているという背景があります。

日本に住んでいると現金払いが当たり前のことと思われがちですが、海外では紙幣偽造や盗難などのリスクを回避するためにお店側も利用客もカード払いが主流になっています。

ハンガリーで5年以上生活していますが、クレジットカードを使って起きたトラブルは一度もありません。ホテル、交通機関(地下鉄、バス、トラム)、レストラン、カフェ、バー、衣料品店、スーパー、コンビニなどでいつも使っていますが過剰に請求されたことはありません

ハンガリーの治安はそれほど悪くはありませんが、「地下鉄やトラムでスリにやられた」、「現金払いしたらおつりをごまかされた」などの危険があります。現金を持っていると、紛失や盗難にあった場合100%帰ってこないと考えた方がいいです。日本とは違って落し物が交番に届けられることはないでしょう。

現金を持って歩くリスクを考えると、断然クレジットカードの方が安全です

私が愛用しているクレジットカード2種類

三井住友VISAカードとdカード

私が実際に使用している2種類のクレジットカードをご紹介します。これから海外旅行海外赴任留学をお考えの方にもおススメできるクレジットカードです。

  • 三井住友VISAカード
  • dカード(Master card)

をメインで使用しています。

クレジットカードを2枚持ってるのはなぜ?

2枚持っている理由は、片方が使えない時の予備としてです。でも、使えなかったことはハンガリーに来てから2、3回ぐらいしかありませんでした。もう一枚の予備のカードが使えたので問題ありませんでした。予備のカードを持ってて良かったと思った瞬間でした。

また、海外旅行にクレジットカードをお持ちになるときは、VISAMasterの両方または、どちらか一方をお持ちになることをおススメします。ハンガリーでは、JCBはほとんど使えませんので注意が必要です。

dカード(Master card)のメリット

dカードのメリットは、実際にヨーロッパで使用してきた私の感覚ですが、ヨーロッパではMaster cardの方がVISAよりレートが若干よい感じがします。なので、dカード(Master card)を本当意味でメインのカードとして使用しています。

dカード(Master card)の公式サイトはこちら

三井住友VISAカードのメリット

ハンガリー以外のヨーロッパの国から、ネットショッピングで買い物するときにまれにMaster cardが使えないことがありました。そんな時、代わりに三井住友VISAカードを使用できました。

もしもの時にたのもしいのが三井住友VISAカード です。信用力に安定感があるカードなので1枚持っておくといざという時に安心です

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【海外旅行・留学】海外歴10年以上の私がおすすめするクレジットカード比較ランキングは、こちらの記事が参考になります。

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