- 海外から日本の銀行を管理できるの?
- 海外から日本の銀行に海外送金は依頼できる?
- 銀行残高証明書はどうやって手に入れるの?
こんな疑問や不安をお持ちの方に、わたしの体験談を交えてお答えします。
この記事を書いている私は、ハンガリーで5年以上生活していますが、実際に海外から日本の銀行を管理して、
- 海外送金
- 日本の銀行間の資金移動
- 日本の銀行どうしの日本国内振込
- 銀行残高証明書(英文)
などを行い、今までトラブルもなくコントロールできています。また、アジアとオセアニアの国々にいたときも同様の方法で日本の銀行を管理してきました。
こちらの記事を最後まで読むことで、海外から日本の銀行をコントロールできるようになります。
こちらでは、そんな私が実践するハンガリー(海外)から日本の銀行を管理する方法をご紹介します。
なお、ハンガリーへの長期滞在や留学や海外旅行で日本を離れる方にも、少しでも参考になれるとうれしいです。
たった3つの銀行だけで、海外から日本の銀行を管理する方法とは?
結論から言うと、インターネットバンキングで日本の銀行を管理しています。
私が海外から口座をコントロールしている銀行は、
- 三菱UFJ銀行
- 住信SBI銀行
- イオン銀行
の3つの銀行です。これらの銀行を用途別に使い分けています。
この3つの銀行だけで、実際にできることは、
- 海外送金
- 日本の銀行間の資金移動
- 日本の銀行からの日本国内振込
- 銀行残高証明書(英文)
などの管理がインターネットバンキングを介して、海外にいながら全て行うことが可能です。
それでは、わたしが実践している「海外から日本の銀行を管理する方法」を解説していきます。
なぜ、3つの銀行を用途別に使い分けるのか?
理由は、銀行には得意分野をそれぞれ持っているからです。
海外から銀行口座をコントロールするために、三菱UFJ銀行、住信SBI銀行、イオン銀行を用途別に使い分けます。得意分野(長所)と用途を表にまとめてみました。
銀行名 | 得意分野(長所) | 用途 |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 | 歴史ある都市銀行で外国送金に強い | 海外送金 |
住信SBI銀行 | ・ネット銀行で振込手数料が安い(ランクにより最大15回無料) ・口座管理がカンタン ・海外からでも残高証明書を発行できる | ・日本国内振込 ・日本国内(資金移動) ・銀行残高証明書の発行 |
イオン銀行 | ネット銀行で振込手数料が安い(ランクにより数回無料) | ・日本国内振込 ・日本国内(資金移動) ・現地通貨をデビットカードで引き出す |
三菱UFJ銀行から海外送金する理由
三菱UFJ銀行は歴史ある都市銀行です。昔から外国送金を得意とする銀行ですので、すでに世界中の銀行とのネットワークを構築しているため、送金先の国に着金する時間が早いという強みがあります。
わたしが利用してきた範囲では、ハンガリー以外の国への送金でもトラブルは一度もありませんでした。
2020年以前はメインで利用していた銀行ですが、昨今のマネーロンダリング問題から規則が厳しくなり、海外からの管理が難しくなってきています。
結論、わたしは日本から海外送金する用途以外は利用していません。
【三菱UFJ銀行】海外送金の手順
送金の流れは、
日本の銀行A→三菱UFJ銀行→海外の銀行
となります。もちろんすべてインターネットバンキングです。三菱UFJダイレクトを出国前に契約しましょう。個人のインターネットバンキングは無料です。(法人は手数料がかかります)
ハンガリーへの送金はEUR、USD、円を送金したことがあります。手数料は5000円から3000円の間でした。
丁寧に解説!三菱UFJ銀行から海外送金をする方法は、こちらの記事が参考になります。
海外からでも利用できる、住信SBI銀行は使い勝手No.1!
住信SBI銀行は、2007年に開業した比較的新しいネット銀行です。SBIホールディングス株式会社の銀行部門でソフトバンク・インベストメント(SoftBank Investment)の頭文字がSBIとなりました。
当初、半信半疑で利用し始めましたが、サービスが充実していて今ではメインで利用している銀行です。
住信SBI銀行は主に、
- 日本国内振込
- 日本国内(資金移動)
- 銀行残高証明書の発行
を行っています。
【住信SBI銀行】ランクによって国内振込手数料が無料
住信SBI銀行が定めるランク(預金残高や住信SBI証券の口座を開設しているなど利用しているサービスによって毎月一回ランクが決まります)によって、国内振込手数料が、最大15回無料になります。追加サービスを契約していなくても月に1回は振込手数料が無料になります。
国内振込や資金移動は住信SBI銀行を起点に、振込手数料無料で振り込みが可能です。
【住信SBI銀行】海外からでも銀行残高証明書(英文)を発行できる
住信SBI銀行は銀行残高証明書(英文)を無料で発行し、PDFにてダウンロードすることができます。もちろん証明書類としての効力がありますので、ビザ取得の際など様々な場面で利用できます。郵送を希望する場合は有料になります。
三菱UFJ銀行などの都市銀行では、本人が銀行の窓口に直接行って残高証明書の発行を請求し、日本の住所への発送となります。
かなり前のことですが、三菱UFJ銀行に問い合わせをしました。残高証明書のPDFをメール添付することや、海外への郵送はできませんとのことでした。住信SBI銀行で解決です。
住信SBIネット銀行で銀行残高証明書(英文)を発行する方法【PDF発行なら無料】は、こちらの記事が参考になります。
海外からでも便利に利用できる、イオン銀行のインターネットバンキング
イオン銀行の用途は、
- 日本国内振込
- 日本国内(資金移動)
- 現地通貨をデビットカードで引き出す
です。
住信SBI銀行とほぼ同じですが、現地通貨の現金(ハンガリーのフォリント)を調達するためにイオン銀行のデビットカードを発行して利用しています。理由は、手数料が安いからです。
【海外旅行・留学】ハンガリー在住の私が実践する両替しないで現地通貨・現金を手に入れる方法は、こちらの記事が参考になります。
たった3つの銀行だけで、海外から日本の銀行を管理する方法【まとめ】
海外から日本の銀行を管理するのに必要な銀行口座はたった3つで足ります。
- 三菱UFJ銀行
- 住信SBI銀行
- イオン銀行
日本を出国する前に、全ての銀行のインターネットバンキングを契約し、利用できる状態にする。
現地通貨の現金(ハンガリーのフォリント)を調達するためにイオン銀行のデビットカードを発行する。
以上がわたしが実践する、海外から日本の銀行を管理する方法でした。参考になりましたら幸いです。
銀行の用途の説明に使ったマインドマップはmindmeisterマインドマイスターを利用しています。
マインドマップってなに?という方には、こちらの記事が参考になります。
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