
- 送る手段は何があるの?
- 料金はいくらかかるの?
- 届くまでの日数はどのくらい?
- 送り状の書き方は?
このような疑問に、わたしの体験談を交えながらお答えします。
わたしは、ハンガリーに5年以上住んでいて、ハンガリーから日本向けに荷物を送った経験が何度もあります。
それらは全部無事に日本に到着しています。
こちらでは、そんなわたしが実際にハンガリーから日本に荷物を送る方法や送り状の書き方についてご紹介します。
ハンガリーから日本に荷物を送る手段とは?
ハンガリーから日本に荷物を送る手段は3つあります。
- EMS
- 国際小包 (csomag)
- 手紙扱いの小包(levél)
EMSは一番早く到着するので「国際スピード郵便」ともいわれます。配送スピードが速いため料金がお高め。
国際小包(csomag:チョマグ)は通常の小包のことです。
手紙扱いの小包(levél:レベール)は2kgまでの小包で3辺の合計が90cm以内なら国際小包よりも料金がお安い、手紙扱い(日本で言う定形外郵便)のことです。
損しないための最適な発送方法の選び方のコツ!
結論から言うと、2kg以内で小包の全周が90cm以内なら「手紙扱いの小包」で決まりです。
90cmより大きい(少しでもはみ出ると認めてもらえません)か、2kgより重い場合は「EMS」、料金重視なら「国際小包」を選ぶとお得です。
ですが、「EMS」と「国際小包 (csomag)」は料金にあまり差がないことがあるので、結局EMSを選択することが多いです。郵便局の方にも「料金はちょっとしか変わらないし、届くのも速いからEMSにしたら?」とすすめられることもしばしばありました。
【長期滞在・留学】ハンガリーから日本にEMSで荷物を送る方法~送り状の書き方~は、こちらの記事が参考になります。
EMSと国際小包 (csomag)と手紙扱いの小包(levél)を比較
EMSと国際小包 (csomag)と手紙扱いの小包(levél)を比較しました。
EMS | 国際小包 (csomag) | 手紙扱いの小包(levél) | |
---|---|---|---|
大きさの最高限度 | 長さ150cm 長さと横周の合計300cm | 長さ150cm 長さと横周の合計300cm | 周の合計90cm |
重量の最高限度 | 30Kg | 20Kg | 2Kg |
配送日数(目安) | 4日~1週間 | 10日~16日 | 1週間~21日 |
料金(2kgの場合) | 15,400Ft (6,160円) | 14,500Ft (5,800円) | 6,075Ft (2,430円) |
保険(Ajánlott)料金 | 0Ft | 1,415Ft (566円) | 1,415Ft (566円) |
Magyar Posta公式サイト:料金表(DÍJAK)
EMSと国際小包(csomag)と手紙扱いの小包(levél)の送り方
EMSの送り方
【長期滞在・留学】ハンガリーから日本にEMSで荷物を送る方法~送り状の書き方~は、こちらの記事が参考になります。
「国際小包(csomag)」と「手紙扱いの小包(levél)」の送り方
「国際小包(csomag)」と「手紙扱いの小包(levél)」の送り方は同じです。
荷造りをして送り状を書くだけでカンタンです。
- 荷物を段ボールに詰める
- 送り状を記入する
「国際小包(csomag)」と「手紙扱いの小包(levél)」の送り状の書き方

「国際小包(csomag)」と「手紙扱いの小包(levél)」の送り状の書き方をご説明します。
送り状は郵便局でもらえます。郵便局によっては、壁側のラックに入っている場合があります。
赤字の1~6は自分で記入します。青字の7~9は郵便局で印字してくれます。
- A feladó neve(差出人の名前):差出人の名前を記入
- Címe(差出人の住所):差出人の住所を記入
- Küldeményfaj vagy többletszolgáltatás(PRI=プライオリティ便=速達):速達を希望の場合はPRIのボックスにXを記入する。保険を付ける場合は自動的に速達扱いになるのでチェックを忘れずに入れる。
- Ajánlott(保険):保険を希望する場合はAjánlottのボックスにXを記入する。
- A címzett neve(受取人の名前):受取人の名前を記入
- Címe(差出人の住所):差出人の住所を記入
- Tömeg(重量):郵便局で計量してくれます。
- Feladási díj(料金)
- Küldeményazonosító(追跡番号)
保険(Ajánlott)について
保険(Ajánlott)は、EMSは追加料金不要で付いてくるのですが、国際小包 (csomag)と手紙扱いの小包(levél)は窓口で「保険を付けてください」と申し出る必要があります。
保険(Ajánlott)を付けるためには、1,415Ftの追加料金がかかりますが、わたしは必ずつけています。
荷物を追跡する方法
荷物を追跡する方法は、Küldeményazonosító(追跡番号)を日本郵便のEMS追跡サービスのサイトの追跡欄に入力すると、発送した荷物が今どこにあるのかを追跡することができます。
EMSでも、国際小包(csomag)でも、手紙扱いの小包(levél)でも、追跡方法は同じです。