このような疑問にお答えします。
わたしは、ブログを始めてから適当にパーマリンクを決めてしまい「失敗したなー」と思っています。
なぜなら、時間が経ってからパーマリンクを変えると、すでにTwitterやYouTubeに張り付けたリンクに影響が出るからです。パーマリンクの設定はブログを始める前にしっかり考えて設定するべきでした。
これからブログを始めよう!という方に同じ過ちをして欲しくないので、わたしの失敗談をシェアさせていただきます。
こちらの記事では、どのパーマリンク構造が最適なのか、推奨されるWordPressパーマリンク構造と設定方法をご紹介します。
パーマリンクとは?
パーマリンクとは、ブログ記事に割り当てられた特定のURLです。
例えば、https://medveblog.com/?p=123の場合、https://medveblog.com/以下の「?p=123」の部分がパーマリンクとなります。
なぜ、パーマリンクの設定は重要なのか?
パーマリンクが重要になる理由は、サイト訪問者にとってパーマリンクがスッキリわかりやすいものだとサイト巡回しやすく利便性が向上する、つまりはサイト訪問者の知りたい情報に素早くアクセスできるというメリットが生まれます。
Googleはサイト訪問者の利便性向上を一番に考えているので、パーマリンクがスッキリわかりやすいことは、SEO対策につながるということです。
SEOとはSearch Engine Optimizationを表し、(Search Engine=Googleと言っても過言ではないので)Googleの検索結果の1位から10位くらいの上位に自分の記事が選ばれるように記事作成をすることです。例えば、最も基本的なSEO対策は、タイトル(H1)に 検索してもらいたいキーワードを必ず含めることです。ただ、Googleは順位をどのように決定しているかは、公表していません。Googleの順位決定プロセス(アルゴリズム)は日々進化しています。
SEOに最適なパーマリンクの決め方とは?
結論から言うと、コンテンツのキーワードをURL(パーマリンク)に含めることです。
推奨されるパーマリンク構造の例は、
- ドメイン(.comや.netなど)/Category(カテゴリー)/postname(投稿に関するキーワード)
- ドメイン(.comや.netなど)/Postname(投稿に関するキーワード)
- ドメイン(.comや.netなど)/Postname(投稿に関するキーワード)/post_id(自動的に付与される数字)
デフォルト(基本)のWordPressパーマリンクはSEOに適しているとは言えません。なぜなら、デフォルトでは、数字と記号のパーマリンクが自動的に付与されるからです。
WordPressを初めてインストールし、デフォルトの設定のままブログを開始すると、 SEOに最適ではないパーマリンク構造でブログを作成することになってしまいます。
わたしの場合は、カスタム構造を選択していて/archives/%post_id%となっていました。キーワードを全く含んでいませんので訪問者の方にもGoogleにもわかりにくいブログを作っていたことになります。反省。
WordPressでパーマリンクを設定する
WordPressの「ダッシュボード」>「設定」>「パーマリンク」でパーマリンクの設定ができます。カスタム構造を選択します。
カスタムできる項目は次の通りです。
- %year% (投稿年)
- %monthnum% (投稿月)
- %day% (投稿日)
- %hour% (投稿時刻の時)
- %minute% (投稿時刻の分)
- %second% (投稿時刻の秒)
- %postname% (投稿タイトル)
- %post_id% (投稿ID)
- %category% (カテゴリー名¥)
- %tag% (タグ名)
- %author% (著者名)
- ドメイン(.comや.netなど)/%category%(カテゴリー)/%postname%(投稿に関するキーワード)
- ドメイン(.comや.netなど)/%postname%(投稿に関するキーワード)
- ドメイン(.comや.netなど)/%postname%(投稿に関するキーワード)/%post_id%(自動的に付与される数字)
このようにパーマリンクを設定すると、訪問者にもGoogleにもわかりやすいパーマリンクとなります。
パーマリンクの注意点
日本語は使わない
パーマリンクには日本語ではなく、アルファベットを使います。日本語のURLは表示されると日本語表記になって見えますが、実は「長いアルファベットのURL」があり、それを日本語に変換して表示されています。パーマリンクは簡潔に設定する必要がありますので、アルファベットを使用しましょう。
アンダーバー(アンダースコア)は使わない
Googleは、アンダーバー(アンダースコア)ではなく、ハイフン(-)を利用することを推奨しています。
簡潔でわかりやすいものを
パーマリンクにたくさんの情報を入れたい!と思う気持ちにどうしてもなりますが、訪問者やGoogleフレンドリーなパーマリンクは「簡潔」にたどり着きます。情報の詰め込みは逆効果です。キーワードを数個つなげるくらいでOKです。
カテゴリーをパーマリンクに含める場合の注意点
カテゴリーをパーマリンクに含める場合は、カテゴリーの名前を「短く」、「意味のあるもの」にする必要があります。
そして、複数のカテゴリーに記事を入れてはいけません。Googleによって重複した記事として認識される恐れがあるからです。
カテゴリーをパーマリンクに含める場合は「スラッグ」を利用する
カテゴリーをパーマリンクに含める場合は、そのままではカテゴリーに日本語が入ってしまいます。日本語を避けてアルファベット表記にするためには「スラッグ」を利用します。
WordPressの「ダッシュボード」>「投稿」>「カテゴリー」へ進むと、カテゴリーの設定が行えます。
カテゴリー名を日本語で設定したら、「スラッグ」の中にアルファベットで簡潔にカテゴリー名を設定してください。
例えば、カテゴリー名が「ブログ」なら、スラッグには「blog」と入力します。
各記事のパーマリンク設定
基本的には、記事を投稿するときに手動で個別にパーマリンクを設定します。自動的に付与されるパーマリンクでは日本語になってしまうからです。
WordPressの「ダッシュボード」>「投稿」> 「パーマリンク」にて設定してください。
パーマリンクは「簡潔」に「アルファベット」でを心がけてください。
後で大変な思いをして欲しくないので、くれぐれも、ブログを始めたらすぐに設定してくださいね!